“過失運転致死”適用は見送り…パトカーが追跡中に衝突し軽トラの運転手が死亡 警察官を書類送検
三重県松阪市で2024年3月、パトカーが軽トラックに追突し、運転手がその後死亡した事故で、パトカーを運転していた警察官が書類送検されました。 【動画で見る】“過失運転致死”適用は見送り…パトカーが追跡中に衝突し軽トラの運転手が死亡 警察官を書類送検 三重県警によりますと2024年3月、一時停止を無視したとしてパトカーから追跡を受けた軽トラックが、松阪市愛宕町で電柱に衝突して止まりました。 その際、パトカーは止まった軽トラックに衝突し、軽トラックの男性運転手(当時55)は救急搬送されましたが、2週間後に死亡しました。 警察は、パトカーを運転していた松阪署地域課の30代の男性巡査部長を、男性運転手(当時55)にケガをさせた過失運転致傷の容疑で8日書類送検しました。 警察は認否を明らかにしていませんが、男性の死亡と事故によるケガに明確な因果関係があるか判断できず、「過失運転致死」の適用は見送りました。