オリックス・岸田監督 同期入団の平野に守護神任せたい「若手と一緒の競争とは絶対違う」“復肩”に期待
オリックス・岸田護監督(43)が4日、平野佳寿投手(40)の“復肩”に期待を寄せた。05年度ドラフト同期右腕への信頼は厚く、身体に問題がなければ「そこ(守護神)を思っていますけど」と青写真を描いた。 NPB通算250セーブまであと1に迫るレジェンド。昨季は右肘の不調などで12試合の登板で1勝1敗7セーブ、防御率4・22にとどまった。それでも岸田監督は「若手と一緒の競争とは絶対違うので」。メジャーのマウンドに立ち、経験は豊富。リーグ3連覇にも貢献した平野の復活が、チームに必要不可欠だ。 また、セットアッパーや抑えを担ったマチャド、ペルドモは今季も勝ちパターンでの起用を想定する。盤石の助っ人両右腕の後ろに、平野がどっしりと立つ。岸田オリックスの勝利の方程式が、2年ぶりのリーグ優勝への道を切り開く。