工藤会跡地の「希望のまちプロジェクト」14億2505万円で入札成立と市長に報告 2025年2月に着工 2026年3月完成を目指す 北九州市
FBS福岡放送
5年越しの計画が前に進みます。北九州市の工藤会の本部事務所跡地に計画されている福祉施設について、契約が成立しました。
24日午後、北九州市のNPO法人、抱樸(ほうぼく)の奥田知志理事長が武内市長を訪問し「希望のまちプロジェクト」が14億2505万円で入札成立したことを報告しました。 ことし5月の入札では入札価格が予定価格を上回っていたことから不成立となり、新たな資金調達や設計の見直しを行っていました。 ■NPO法人「抱樸」・奥田知志 理事長 「更地のまま4年以上たちましたが、その間、SUBACO(スバコ)というプレハブを建て地域の交流スペースを作ってまいりました。」 ■北九州市・武内市長 「一つの施設を造るものではなくて、町をつくるという考え方に多くの人が共感されて、その輪が広がり一歩前進した。」
抱樸が2019年から北九州市小倉北区の工藤会の本部事務所跡地に計画している「希望のまち」は、1階にレストランや交流拠点となるスペースを設け、生活が苦しい人たちが一時的に暮らせる個室を備えた複合的な福祉施設です。 2025年2月に着工し、2026年3月の完成を目指すということです。