神奈川でインフルエンザの流行始まる 1医療機関当たりの患者報告数が基準超え
神奈川県は7日、県内でインフルエンザの流行が始まったと発表した。最新週(10月28~11月3日)の1医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数が1・11となり、流行開始の基準となる1を超えた。前週は0・96だった。 地域別の発生状況をみると、1以上となっている地域では、厚木地域(厚木市、海老名市、座間市、愛川町、清川村)が1・95と最も高く、次いで平塚地域(平塚市、大磯町、二宮町)が1・45▽鎌倉地域(鎌倉市、逗子市、葉山町)が1・33▽足柄上地域(南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町)が1・25▽相模原市が1・18▽横須賀市が1・14▽横浜市が1・12▽川崎市が1・05▽茅ケ崎地域(茅ケ崎市、寒川町)が1・00-となっている。 昨季は、新シーズンになったばかりの週(9月4~10日)で患者報告数が5・45と1を超えていた。県はこまめな手洗いやマスク着用、インフルエンザワクチンの接種を検討することなどを呼びかけている。