元小結の阿武咲が現役引退、来場所の幕下転落決定的で…引退後は協会に残らず
日本相撲協会は18日、元小結阿武咲(28)(本名・打越(うてつ)奎也(ふみや)、青森県出身、阿武松部屋)の現役引退を発表した。
青森・三本木農高(現・三本木農恵拓高)1年のときに国体相撲少年の部個人戦で優勝。同高を中退し、2013年初場所で初土俵。鋭い立ち合いからの押し相撲で17年九州場所で新小結に昇進した。だが右膝や右足首などに慢性的なケガを抱え、東十両10枚目だった11月の九州場所は途中休場するなど大きく負け越し、来場所の幕下転落が決定的だった。三賞を計4度受賞し、2個の金星を獲得した。引退後は協会には残らない。