「セゾンカード」だけじゃない!グローバルな展開を見せる株式会社クレディセゾンの“強み”とは?小野和俊「カードだけの会社ではなくなっています」
◆グローバルな時代のマネジメントで重要なこと
多様な人材をマネジメントするうえで“短所について言及しないこと”が小野流ルールと言います。「(チーム全体の)能力のレーダーチャートを見たときに、チームの総面積が最大化するようなチームフォーメーションを考えるべきだと思うんです。そのときに(ある能力に)突き抜けた人って“クセ”があることが多いので、“ここは君の短所だから直したほうがいい”って言うのは一切禁止にすべきだと思うんです。実際に僕はそんなことを絶対に言わないので」と持論を展開します。 とはいえ「“好きにやっていい”といっても、組織としてそれが機能しないとまずい」としたうえで、「ある短所を持っている人がいたとすれば、それを補う人とセットでチームフォーメーションを組んでいく。チームのなかに“この人とこの人を組み合わせるとちょうどいいかな”っていうことが見つけられるはずなので、そういうアンテナを常に立てながら、チームフォーメーションを検討し続けていく感じです」と話していました。 (TOKYO FM「DIGITAL VORN Future Pix」2024年6月1日(土)放送より)