コティ・クラークが三遠から島根に移籍「トロフィーを待ち帰るという夢を…」“得点王退団”も強力補強続く
6月25日、B1リーグの島根スサノオマジックは、三遠ネオフェニックスから自由交渉選手リストに公示されていたコティ・クラークと、2024-25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。 アメリカ出身で現在31歳のクラークは、201センチ121キロのパワーフォワード。2021-22シーズンに来日し、2シーズンに渡って名古屋ダイヤモンドドルフィンズで活躍すると、今シーズン開幕前に三遠に加入。レギュラーシーズン57試合の出場で、1試合平均チーム最多の16.1得点7.5リバウンド4.8アシスト1.2スティールを記録し、クラブ史上初となる地区優勝に大きく貢献した。 三遠はクラークを自由交渉選手リストに公示した5月20日時点で、再契約の可能性を模索して交渉を続ける姿勢を示していたが、この日移籍が決定。今回の移籍発表に際して、クラークは「大野HCとGMには、このような素晴らしいチームの一員として自分を迎え入れてもらったことを感謝しています。チームメートやブースターの皆さんとは生涯続くような絆を築くことができたと思います。この特別なチームで、周囲の人々が思っていた以上の結果を出すことができて、非常にうれしく思っています。ありがとうございました」と別れのメッセージ。 また、島根の公式サイトを通じて、「島根スサノオマジックへ加入することができて感激しております。この新しい旅出に加わることができて興奮しております。優勝トロフィーを待ち帰るという夢を成し遂げるためファンの皆さま、マネジメント、コーチ陣、そして選手たちと一緒にバスケットに取り掛かれる事が待ちきれません。 これはプロセスにはなりますが一体となって達成できるように努めます。大きな夢であり大きな目標です」と、コメントした。 新天地となる島根は、2年連続得点王に輝いたペリン・ビュフォードと、ハッサン・マーティン、ウィリアムスニカの退団が決まったものの、日本代表経験ある帰化選手のエヴァンスルーク、元NBA選手のジェームズ・マイケル・マカドゥといった実力者を獲得。三遠を優勝へ導いたクラークも含め、大型補強を続けている。
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