「消えた7万人を追って」中村知事&観光会社がシドニーへ!愛媛の新たな観光戦略
そして、いよいよディエゴさんが登場。持ち時間はわずか10分です。 ディエゴさん: 「古民家は放置されていました。こんな状況で、まさに大洲は“崩壊状態”でした」 良い面も悪い面も、大洲の歩みを率直に伝える。 「そこで、銀行や観光業など様々なメンバーでこのエリアをホテルにしようと立ち上がりました」 そして、いかにして再生したか。最後まで等身大の大洲の魅力を。 ディエゴさん: 「ありがとうございました」(拍手) 喝采に包まれ、プレゼンが終わりました。
つい先ほどまで「愛媛の事を知らない」と話していたこちらの女性。 旅行関係: 「とてもよかった。今すぐに行きたいくらい。もう愛媛の名前は忘れないわ」 旅行雑誌記者: 「とても感銘を受けました。プレゼンのコピーをいただきたいと思います」 旅行関係: 「あなたたちに会えて本当に良かった。次は愛媛、大洲でお会いしましょう」
商談で旅行雑誌による大洲取材が決定、また愛媛ツアーの開催検討など、未来への“種まき”ができました。 謝さん: 「愛媛に来るまでが時間かかりそうというのが今回感じたことですが、いい関係づくりのきっかけになったと思います」 ディエゴさん: 「ゼロから何もないところから始まっているから、ゆっくりと過程を理解した上で大洲まで来てくれる。我々のやってることを理解した上でお客さんを送ってもらう。その方が最終的にはインパクトがあると思う」 ゆっくりでも着実に。ただのブームで終わらせるか、それとも持続させるか。大洲に限らず、今が愛媛の観光の分水嶺なのかもしれません。