「消えた7万人を追って」中村知事&観光会社がシドニーへ!愛媛の新たな観光戦略
「サイクリング」を、共通言語に。 中村知事: 「1つは健康です。1つは友情です。そして1つは生きがいです。これを称して『自転車新文化』と名付けました」 現地のサイクリング協会 マクリーンCEO: 「ハーバーブリッジは美しく、素晴らしい橋です。日本にも似ている素晴らしい橋があります。それが来島海峡大橋です」 今年10月に開催される「サイクリングしまなみ」にも協会のメンバーの参加が決定。交流を深める連携協定を結びました。 中村知事: 「何かのきっかけがあればそこからつながりが生まれて、そしてそれが広がっていくものだと思うんですけど。10何年前にサイクリング、サイクリングと言ったのは、広がりを想定していたから」
その頃、商談会の会場では。県職員らが急ピッチで設営に当たっていました。 ディエゴさん: 「おつかれ」 謝さん: 「お疲れ様です」 ディエゴさん: 「いよいよ本番。ようやく。ちょっと緊張までじゃないけどわくわく」
ディエゴさんと謝さんが到着。 県職員: 「こちらオーストラリアのメディアとか旅行会社さんが座られるので」 商談会ではおよそ50人の観光やメディアの関係者が出席します。
商談会の会場で 愛媛の知名度はほぼゼロ
続々と集まってくる参加者たち。しかし… 旅行関係: 「東京、京都、大阪だけ。他の街は知らない」 旅行関係: 「正直言って、愛媛は知らない」 愛媛の商談会にも関わらず、愛媛の知名度はほぼゼロという状況です。 謝さん: 「この後の商談会では古民家をリノベーションしたホテルの詳細をもっとお伝えできると思います」 ディエゴさん: 「すでに大洲に来てくれた人もいれば『愛媛?は?』みたいな人もいる」
一方中村知事は、プレゼンに向けた最終打ち合わせの真っ最中。 中村知事: Q話す内容は? 「その場、その場」 何を話すか、直前まで修正を重ねました。
いよいよ商談会がスタート。 中村知事: 「多くの海外からのお客さんを迎えているんですが、オーストラリアのみなさんにはまだまだ知られていません」 プレゼンのトップバッターは中村知事。サイクリングに絞ってPRします。 「しまなみ海道」の紹介をきっかけに、参加者の関心が一気に高まります。