東大の学校推薦型選抜 245人が出願、女子は45% 経済・農などで出願者増
東京大学は11月8日、2025年度学校推薦型選抜(旧推薦入試)の出願状況を公表した。全10学部の募集に245人から出願があった。 東大の2025年度学校推薦型選抜 学部別の出願状況
出願者は昨年より11人減ったが、東大は「おおむね例年通り」と受け止めている。女子の出願者(110人)の比率(45%)も例年並みという認識だ。学部別にみると、経済、文、教養、農の各学部で昨年より出願者が増えた。
今後、各学部で出願資格の審査を経て書類による第一次選考を行い、通過者に12月に面接や集団討論などの選考を実施。1月の大学入学共通テストの成績もふまえ、2月に合格者を発表する。
東大は推薦入試を2016年度入試から開始し、今回が10回目。当初は各校から志願できる人数を男女各1人までに限っていたが、21年度以降は各校から4人まで(ただし男女は各3人まで)志願できる。今回から既卒者の受験を、卒業後1年までに限ったが、影響は軽微という。