日大が1kmTTでワン・ツー!500mTTは沢登が自己ベストで制す|インカレトラック初日
日大が1kmTTでワン・ツー!500mTTは沢登が自己ベストで制す|インカレトラック初日
8月23日から25日にかけて、インカレ・トラックレースが千葉県千葉市のTIPSTAR DOME CHIBA(千葉JPFドーム)にて開催。初日はタイム系種目の予選を中心に、女子500mTTと男子1kmTTについては決勝が行われ、それぞれ沢登香里(順天堂大学)と吉川敬介(日本大学)が優勝を飾った。
2024年度のインカレ開催日程について
8月23日から25日にかけて、文部科学大臣杯第79回全日本大学対抗選手権自転車競技大会(以下、インカレ)のトラックレースが、千葉県千葉市のTIPSTAR DOME CHIBA(千葉JPFドーム)にて開催されている。 2024年度のインカレは、昨年同様にトラックレースとロードレースが分離された日程で行われ、以下の日程で実施される。 大会初日となる8月23日は、タイム系種目の予選を中心に行われ、女子500mTTと男子1kmTTの決勝が実施された。
女子500mTTは沢登香里(順天堂大学)が自己ベストのタイムで制す
続けて、7月に同会場で開催された全日本学生選手権トラック自転車競技大会で同種目2位に入っている沢登香里(順天堂大学)が5組目で出走し、36秒557の自己ベストのタイムを出して暫定トップタイムを更新。 最終出走となる6組目では7月に同会場で開催された全日本学生選手権トラック自転車競技大会で同種目優勝を果たしている中西美央(鹿屋体育大学)や実績のある大野風貴芽(日本体育大学)が出走するも、トップタイムを更新することはできず、沢登がインカレで初優勝を飾ることとなった。 沢登は「自己ベストを0。4秒更新することができたのはうれしかったですが、目標は36秒5を切ることだったので、そこまでは出せなかったのが。」と、自己ベストは更新しつつも目標タイムに届かなった点を少し悔やむような言葉を口にする。 「(最終組に実績のある選手がまだいたが)他の選手のことは考えず、自分のベストな走りができればと考えていました。」と沢登はあくまで自分の走りに集中していたと語り、「大学生になってから自転車競技を始め、トラックレースでのインカレ出場は2年生からの3回目。優勝を目指して練習してきたので、優勝できて良かったです。」と喜びの言葉を口にする。 明日はチームスプリントが、そして今日の予選を勝ち上がったことで明後日にはスプリント1/2決勝に出場予定の沢登。「明日以降も全力で走り切りたいと思います。」と明日以降の意気込みを語ってくれた。