【有馬記念展望】ラストランのドウデュース 3頭目の秋古馬3冠達成なるか
第69回有馬記念・G1は12月22日、中山競馬場の芝2500メートルで行われる。 【データで見る】ドウデュースの血統、戦績 ドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)は2歳時に朝日杯FS、3歳で日本ダービー、4歳では有馬記念。そして5歳を迎えた今年は天皇賞・秋、ジャパンCを連勝して5つのG1タイトルを手にした。今回がラストランとなるが、2000年のテイエムオペラオー、04年のゼンノロブロイに続く秋古馬3冠を達成できるか注目が集まる。 アーバンシック(牡3歳、美浦・武井亮厩舎、父スワーヴリチャード)は皐月賞が4着。ダービーは11着と振るわなかったが、この秋はセントライト記念・G2、菊花賞・G1を連勝中。2016年のサトノダイヤモンド以来となる菊花賞馬のグランプリ制覇に挑む。 今年のダービー馬ダノンデサイル(牡3歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)は5か月ぶりだった菊花賞は6着も、叩いた上積みを加えて巻き返しを図る。 ローシャムパーク(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父ハービンジャー)は米国遠征帰りで回復具合がカギになるが、ブリーダーズCターフ2着の結果から上位進出の力がある。
報知新聞社