DFリッカルド・カラフィオーリとMFジョルジーニョ(Getty Images)

　アーセナルは29日、ボローニャからイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)を完全移籍で獲得したと発表した。イギリス『BBC』によると、付帯オプションも含めて最大4200万ポンド(約86億円)の移籍金を投じた大型契約だという。 【動画】広瀬すずさんが日本代表ユニ姿で見事なヘディング「可愛すぎる」「さすがの動き」 　EURO2024でイタリア代表のCBを務めたカラフィオーリは攻守に高い能力を持つ左利きのDF。CBだけでなくSBでもプレーでき、ポジション争いでは同じボローニャ出身のDF冨安健洋のライバルになると見込まれている。 　アーセナルのスポーツ・ダイレクターのエドゥ氏は公式サイトを通じて「我々のプロファイルに合う選手を獲得し、トップレベルで戦えるチームを強化するという戦略の一環として位置付けられる選手」と高評価を伝え、「彼は22歳だが実力と経験を兼ね備えており、すぐにアーセナルの選手として成長するだろう」と太鼓判を押している。 　またカラフィオーリはクラブを通じて、プレミアリーグ参戦について「実は12歳、13歳ごろからの夢だった。リーグレベルの高さは分かっていたし、ここでは世界最高の選手たちがプレーしている。僕だけじゃなく、みんなの夢だった」と喜びを表現。イタリア代表でもチームメートのMFジョルジーニョから「来いよ!ここにいれば楽しめる」と勧誘があったことを明かしており、一つの決め手になったようだ。