「一変した」大谷翔平、"45-45"でもMVPが確定しない!? 米メディア「ほとんど1人勝ちだったのに…」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は史上初の同一シーズンで本塁打50、盗塁50を達成する偉業に近づいており、今季のMVP筆頭候補にあげられている。しかし、ニューヨーク・メッツのフランシスコ・リンドーア内野手もチームに大きく貢献しており、激しいMVP争いが繰り広げられている。米メディア『シチズン・トリビューン』が報じた。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 6月上旬には勝率5割に満たなかったメッツだが、現在はワイルドカード争いを繰り広げており、それにはリンドーアの貢献が大きい。リンドーアは毎試合のようにMVPの大合唱を受けており、カルロス・メンドーサ監督は「彼は大変な仕事をしている。メッツで遊撃手を担うのは簡単な仕事ではない」と称賛している。 打撃成績では大谷に及ばないリンドーアだが、指名打者(DH)の大谷と異なり、リンドーアは守備でもチームに貢献している。さらにWARの指標では、リンドーアは大谷より優れているのだ。 大谷のMVPが確実とは言えない状況に同メディアは「この夏、ナショナルリーグのMVP争いはほとんど大谷の1人勝ちの様相を呈していた。しかし、フランシスコ・リンドーアの存在でそれが一変した」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部