【F1】角田裕毅は今季、中団勢で“唯一の記録”を継続し、4戦ぶりの入賞なるか...RB公式サイトでアゼルバイジャンGPに向けコメントを発表
F1の角田裕毅(RB)は4戦ぶりの入賞をかけた今週末のアゼルバイジャンGPに向けて、チーム公式サイトでコメントを出した。 【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅のオフの表情を大特集! 角田はグランプリの舞台「バクー市街地コース」について、「最後の右コーナーからターン1までの長い高速区間と、旧市街を抜けるタイトな区間が混在する珍しいコースで気に入っている」と話し、「僕らのマシンに合っていて、過去に2度ポイント圏内でフィニッシュしている」と“得意なコース”だと続けた。 また、今年からウォールの一部が移動し、停止したマシンをコース外に出す開口部が追加されたと指摘。「例年非常によく出動していたセーフティカーが今年も同様に出る可能性は減ったのかもしれない」とレースへの影響を語った。 自身の言葉にもある通り、角田は過去のアゼルバイジャンGPで、リアウイングのトラブルに見舞われた2022年を除くといずれも入賞を果たしている。そして、今季行なわれた市街地レース5戦で角田は17ポイント(全16戦、22ポイント中)を稼いでおり、これは20ドライバー中10位の数字。そして5戦全てでQ3進出はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、マクラーレンの両ドライバー(ランド・ノリス、オスカー・ピアストリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、角田の5人。中団勢では唯一となっている。 前戦イタリアGPで角田裕毅のマシンにのみ導入したアップデートを今回はチームメイトのダニエル・リカルドのマシンにも搭載。不発に終わった前回はレース序盤でリタイアしてしまったため、今後に向けたデータ収集もできなかった。ドライバーの腕はもちろん、マシンの運転のしやすさがカギを握るストリートコース。金曜日、土曜日のフリー走行の進捗状況が角田のQ3進出、入賞へのポイントとなりそうだ。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- F1と日本レース界の架け橋が終わりを告げる...レッドブルとSF無限のパートナーシップが2024年末で終了と海外報道、ホンダとの関係終了が影響か
- 直近の数年間にF1デビューしたドライバー20人の中での角田裕毅の位置づけを英専門メディアが発表!「契約延長こそが技術の高さを象徴」
- 角田裕毅の30倍...裏方の年俸がF1ドライバー10人の合計と同じ!?“空力の鬼才”が破格の年間“56億円”契約でアストンマーティン入りか
- 「望むところからははるかに遠い」角田裕毅が苦言を呈したRBのアップデートに、「2024年で最悪」と専門メディア
- 【F1】不振に苦しむレッドブルのペレス、“引退”が近いことを明言「あまり長くやりたくない」「ここでキャリアを終えたい」