ウクライナの長射程ミサイルにロシアの弾道ミサイル…「レッドライン」越え攻撃の応酬が激化
プーチン氏は今月19日、核兵器の使用要件を定めた「核抑止力の国家政策指針」(核ドクトリン)の改定を承認し、核の使用要件を緩和した。プーチン氏は核使用の可能性も示唆してきた。
一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はプーチン氏の「核による威嚇」を「はったり」とみて米欧に支援を求めてきた。ただ、露軍はウクライナ軍が越境攻撃で一部を制圧したクルスク州の奪還に向け、北朝鮮兵と近く攻勢に出る可能性が指摘される。東部ドネツク州でも全域の占領に向け攻勢を続けている。米欧の支援が停滞すれば、戦況はさらに露軍の優位に傾く恐れもある。