大谷翔平「この犬種の数は減っている」愛犬・デコピンと同じ犬種の普及願う AP通信インタビューで語る
米大リーグで史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成したドジャースの大谷翔平(30)が23日、AP通信の「今年の男性アスリート」に2年連続で選出された。同通信の独占インタビューでは愛犬・デコピンの犬種であるコーイケルホンディエの普及を願う発言もあった。 【写真】優勝パレードでデコピンを抱き上げる大谷翔平 デコピンは昨年11月、大谷がMVPを受賞した際、大リーグ専門局の発表中継で初登場。ドジャース入団会見で大谷が「デコピン」(英語名デコイ)と名前を明かし、その4文字が世界を駆け巡った。 今年8月には本拠ドジャースタジアムで始球式を行い、愛くるしい姿と利口さが注目を集め、ワールドシリーズ制覇を記念したパレードでは大谷がファンの前で抱き上げ、世界一を一緒に祝った。 大谷はインタビューの中で「この犬種の数は減っているので、デコイの人気が高まることで、この犬種の数も増えることを期待しています」とコーイケルホンディエの普及を願い「私たちは、この犬の人気に少しでも貢献できたと思っていますし、デコイ自身もきっと喜んでくれると思います」とこの1年のデコピン人気を振り返った。 AP通信の「今年の男性アスリート」は同通信の74人の記者投票で決定し、大谷は48票を獲得。2位はパリ五輪の競泳で4冠のレオン・マルシャン(フランス)で10票、3位はゴルフで世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)で9票だった。 3度目の受賞はバスケットボールの英雄マイケル・ジョーダンに並び、最多4度のゴルフのタイガー・ウッズ、バスケットボールのレブロン・ジェームズ(いずれも米国)らに迫った。