オシムヘンのチェルシー移籍は事実上消滅も…ナポリがルカク獲得完了目指す
ナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)の売却が仕切り直しとなったナポリだが、チェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカク(31)の獲得を推し進めるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。 今夏はアントニオ・コンテ新監督を迎え、イタリア人指揮官のインテル時代の教え子の獲得に動くナポリ。しかし、このストライカーを迎え入れるには、移籍金や給与の観点からもオシムヘンの売却が必要となる。 売却先候補の1つはチェルシーだったが、アトレティコ・マドリーのU-23スペイン代表FWサム・オモロディオン(20)のロンドン入りが間近に。オシムヘンの移籍の可能性は事実上消滅した。 ところが、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、オシムヘンの売却を待たずしてルカクの獲得オペレーションを完了させるよう、スポーツ・ディレクターのジョバンニ・マンナ氏に指示したとのこと。チェルシーの要求額は3500万ユーロ(約55億4000万円)だが、アストン・ビラが関心を示していることもあり、素早い決断が求められている。 一方、現在もオシムヘンに興味を示しているのは、パリ・サンジェルマン(PSG)やアーセナル、サウジアラビアのクラブ。本人は自分の運命を早く知りたいようで、ナポリと代理人からの連絡を待ちわびているとのことだ。
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