2025年東京都議選、議会第1党の自民党に苦戦の可能性も…「参院選の前哨戦」与野党が注力
与野党は、参院選の前哨戦として、6月下旬~7月上旬の投開票が想定される東京都議選(定数127)に注力する構えだ。自民党は都議会第1党の座の死守を目指すが、都議会の自民会派でも政治資金パーティー収入を巡る不記載問題が噴出しており、苦戦を予想する声もある。 【表】やはり関係が大きい?…都議選の結果と直後の国政選挙の結果
都議会で自民は30議席で、小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」(27議席)としのぎを削っている。2024年7月の都知事選で自民が小池氏支援に回ったことがどのように影響するかが注目される。
過去には、09年都議選で都議会第1党となった旧民主党が翌月の衆院選で政権交代を果たすなど、都議選が国政選挙のバロメーターになってきた経緯があり、立憲民主党などの野党も議席増を狙っている。