キンタロー。 再ブレークのキッカケとなった番組を明かす「えぇー!?って、涙流して」
お笑い芸人のキンタロー。(43)が10日、TBS「週刊さんまとマツコ」(日曜後1・00)に出演。再ブレイクのキッカケについて語った。 AKB48時代の前田敦子のものまねで一世を風靡した直後、仕事がうまくいかなかった時期があったというキンタロー。その後15年に結婚し、20年には第1子を出産。21年には第2子を出産するなど「仕事は違うこっち側(家庭)の幸せを手に入れた」と司会の「平成ノブシコブシ」吉村崇から紹介される一幕があった。 しかし、翌年22年にとある番組がきっかけで再ブレイクを果たしたとし、その番組は4月に放送された「水曜日のダウンタウン」だと説明。30秒で1番面白い芸人を決める「30-1グランプリ」という企画で、「北京オリンピックで見た天才子どもトランペッター」というものまね芸を披露したキンタロー。はスタジオにいる人気芸人だけでなく視聴者までもを虜にし、再び“キンタロー。旋風”を巻き起こした。 本人は当時を振り返り「本当にすごくて。周りの芸人も見る目が変わったように感じた。次の日とかから、みんなが“面白いね”って」と周囲からの反応の変化を1番肌で感じたと話す。しかし、マツコ・デラックスは「普通に、一般の人たちが言い出したよね。急に“キンタロー。面白い”って、一斉に言い出した」と話し、その話題性が身内だけに留まっていなかったと語った。 「子育てと同時にコロナ禍がスタートしちゃって、ステイホームでおうちに閉じ込められて“赤ちゃんと私”みたいな、すごい平和な日々。外にあんまり出ないで、テレビをいっぱい見る」と回想。「世間様と私との壁がどんどん広がっていく中で、(『30-1グランプリ』は)オーディションなんですけど、動画審査で出して受かって出れますってなって」と自ら掴んだチャンスだったと明かした。 「生放送じゃなくて映像」での出演だったといい、スタジオの反応は放送日まで一切わからなかったという。「恐怖の中、放送日、震えながら見たらすごいウケたのですごい嬉しくて」と素直な気持ちを吐露。「えぇー!?って、涙流して」と暖かなスタジオの雰囲気、自身のネタの反響に感動したと振り返った。