お金をかけず「ぐっすり眠れる」6畳の寝室をプラン。思わずホッ、落ち着きを取り戻す空間に
照明は調光式で、部屋中央に配置
寝室の照明は、調光機能がついたダウンライトに。寝ているときに点灯しても、まぶしく感じないよう、枕元の真上を避けて中央一列の並びに配置しました。照明の明るさは、枕元のダイヤルで調節できます。 子どもに絵本の読み聞かせをして、そのまま睡眠に誘導したり、深夜に起きてオムツ替えやお世話をしたりする際も、目が覚めてしまわない程度の明るさに調節OK。とくに子育てのシーンでは、助かっています。 また、ホコリがたまりにくく、掃除の手間がほとんど要りません。これは住んでみて気づいたメリットでした。
アクセントクロスに落ち着きを感じる暗い色を採用
枕元の壁はアクセントクロスに。色は深いネイビーを選びました。ブルーやネイビーには心を静める効果があるとされており、落ち着いて眠りにつきたい寝室には最適な色です。 家全体のメインカラーがホワイトのため、寝室だけ暗い色にしたのも、メリハリがついて正解でした。忙しい1日の終わりも、寝室に行くとホッと落ち着きを取り戻せる気がしています。
住んでわかった窓の誤算は、あとづけのフィルムで解決
寝室の窓は、完成当初は透明な窓でした。プライバシーに配慮し、高めの位置に窓を指定したものの、実際に部屋から見ると、外からの視線が意外に気になることが判明。 工務店と相談し、解決策として窓の外に、すりガラス調のガラスフィルムを貼りました。 とくに気になっていたのは夜。フィルムを貼ってからは、カーテンなしで電気をつけても、外部からの視線は気になりません。また日中は、光が分散して日光のまぶしさをやわらげてくれるため、当初の窓より気に入っています。 小さな工夫の積み重ねで、6畳の個室でも快適で寝心地のよい寝室になりました。家づくりの参考になれば幸いです。
日刊住まい編集部