伊藤あおい 開幕戦8強入り、18歳 齋藤咲良は第1シードに惜敗<女子テニス>
ワークデイ キャンベラ国際
女子テニスのワークデイ キャンベラ国際(オーストラリア/キャンベラ、ハード、WTA125)は1日にシングルス2回戦が行われ、第7シードの伊藤あおいが世界ランク143位のA・サスノビッチを6-1, 6-2のストレートで快勝するとともに、今季開幕戦でベスト8進出を果たした。 【錦織 圭vsハチャノフ 1ポイント速報】 20歳で世界ランク126位の伊藤は2024年シーズン、スライスを駆使したフォアハンドや鋭いバックハンドに加え、ロブやネットプレーも織り交ぜた独特のプレースタイルで躍進。 予選を勝ち抜き出場した10月の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/大阪・モリタテニスセンター靱、ハード、WTA250)ではツアー大会の本戦初出場ながらベスト4に入ると、11月には高崎国際オープン(日本/群馬、ハード、ITF)で優勝。世界ランク383位でスタートしたシーズンを、自己最高位で日本勢3番手となる126位で終えた。 その伊藤はこの試合、6度のダブルフォルトを犯し8度のブレークポイントを与えるもこれを全て凌ぎ、自身は各セットで2度ずつブレークに成功。1時間23分でストレート勝利を収め、今季初のベスト8進出を決めた。 勝利した伊藤は準々決勝で、世界ランク250位のN・ストヤノビッチ(セルビア)と対戦する。ストヤノビッチは2回戦で同312位のP・ヒューレ(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。 なお、同日に行われた2回戦には予選勝者で世界ランク150位の齋藤咲良が登場したが、第1シードのN・パリサス ディアス(スペイン)に2-6, 4-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。