これまでより60万円以上も安い 輸入EV初の300万円を切るBYDドルフィンの導入1周年記念限定車
補助金を利用すれば200万円前半で購入が可能
BYDがBセグメント・サイズの電気自動車=バッテリーEV(BEV)である「ドルフィン」の日本市場導入1周年にあたり、特別仕様車と記念限定車を発売した。 【写真9枚】導入1周年を迎えたBYDのBセグメントEV「ドルフィン」に登場した、300万円を切るお値打ち価格の「ベースライン」を含む、2タイプ3モデルの特別仕様車の詳細画像をチェック ◆特別なデザイン・ラッピングと装備 特別仕様車の「リミテッド」は、12月末日までの期間限定受注モデル。航続距離400kmの「ドルフィン・リミテッド」と航続距離476kmの「ドルフィン・ロングレンジ・リミテッド」の2グレードともに、特別デザインのラッピングを施すとともに、ETCとドライブレコーダーを特別装備して、通常販売モデルから価格を据え置いた。 リミテッドのボディ・カラーは、サンドホワイトとアーバングレーの2色を設定。ボンネットとリア・フードにストライプが入る。 ロングレンジ・リミテッドは、ヘッドライトからウエスト・ラインを経てリア・ウインドウ下までボディを1周するアクセント・ラインが入り、ドア・ミラーにもラッピングを施した。ボディ・カラーはすべて2トーンで、サーフブルーとスキーホワイトはアクセント・ラインより上側がアーバングレー、アトランティスグレーはブラックとなる。 価格は、リミテッドが363万円、ロングレンジ・リミテッド407万円。 ◆標準装備内容を見直し、低価格を実現 記念限定車の「ベースライン」は、ベース・モデルである「ドルフィン」をベースに、充電ケーブルとNFCカード・キー、フロアマット、三角表示板をオプションとするなど標準装備内容を見直すことで価格を抑え、輸入登録乗用BEV初の300万円以下を実現した。 販売台数は100台で、ボディ・カラーはサンドホワイト、アーバングレー、コーラルピンクの3色展開。購入後、複数回の利用実態アンケートとレポートに協力することが購入条件となる。 ベースラインの価格は299.2万円となっている。 文=関 耕一郎 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部