鈴秀工業、人材・生産強く 工場スマート化を構想 3カ年新中計
磨棒鋼・冷間圧造用鋼線メーカーの大手、鈴秀工業(本社=名古屋市緑区、鈴木雅貴社長)はこのほど、創業100周年を迎える2027年9月期を最終年度とする3カ年の新中期経営計画を策定した。足元までに設備ごとの省人化・自働化投資が一定の水準で進捗していることで、期中には2030年ごろを見据えた、本社工場のリニューアルも含めた「スマートファクトリー化」を構想。生産性向上を主眼とする「モノづくりの抜本的改革」(鈴木社長)を実現するグランドデザインの具体化などを図る。