女子ツアーのパナソニックオープンが行われる浜野GCもスタンプラリー対象コース

返礼品は"ラウンドクーポン"! ゴルフの街・市原市が行うスタンプラリー＆ふるさと納税実証事業 一度は回りたい16コース

これまで行政が全面的に後押しして、ゴルフ人口拡大のためのジュニア大会、小学生体験授業などのイベントも盛んに催してきた。以前紹介した「市原市民ゴルフフェスタ」もその一環だ。 今回のスタンプラリーもその延長上にあるイベントといえる。その仕組みは至って簡単。同市にある33のゴルフ場をプレーして巡り、スタンプを集めるという趣向。スタンプを集めると5カ所、11カ所、22カ所、33カ所ごとに賞品をプレゼントされる（賞品の内容はウェブサイト「いちはらゴルフ場巡り33」で）。 スタンプカードは33カ所の対象コースで入手できる。その対象コースでは、例えば鶴舞CC、浜野GCは名匠・井上誠一の設計。誰もが一度は回りたいコースと言えるだろう。 また、同市ではゴルフの街の取り組みの1つとして、先月から市内にある市原GC柿の木台Cで、現地決済型のふるさと納税の実証実験を始めている。 ゴルフ場の受付に設置した専用端末に寄付をすると、1万円の寄付に対し返礼品として3000円のクーポンが受け取れ、当日のプレーに利用できるというもの。千葉県では他の市でも導入されているが、小型の機器で手続きも簡単という。 実証事業は3月末まで行い、他のコースでの実施も検討すると行政側。矢継ぎ早の"政策"、功を奏してほしいが……。 ※週刊ゴルフダイジェスト2025年1月7日＆14日合併号「バック9」より