フィオレンティーナMFが試合中に倒れる、容体は安定 セリエA
【AFP=時事】1日に行われたサッカーイタリア・セリエAのフィオレンティーナ対インテル戦で、フィオレンティーナのMFエドアルド・ボーブが突然倒れ、緊急搬送された。現在は病院に入院し、容体は安定しているという。これにより試合は中止となった。 【写真8枚】試合中に倒れたボーブ 22歳のボーブは0-0の試合開始16分に突然ピッチに倒れ、駆けつけた家族やチームメートが涙を見せて付き添う中、担架で運び出された。ファンにとっては、2018年3月にホテルで急死した元キャプテン、ダビデ・アストリ選手を思い起こさせる出来事だった。 クラブは、ボーブがフィレンツェ市内の病院の集中治療室(ICU)で鎮静状態にあると発表。病院と共同で「最初の心臓と神経の検査では、中枢神経系および心肺系に重大な損傷は確認されなかった」と述べつつ、24時間以内に再検査を行うと付け加えた。 セリエAでは4月にASローマのエバン・エンディカが倒れて緊急搬送されたが、そのときと同様、試合の再開日は未定となっている。 フィオレンティーナのGKダビド・デ・ヘアは、SNSに「神よ、どうか」と投稿。また、保有元のローマを含む多くのクラブがエールを送っている。ローマは「われらが仲間よ、みんな君と共にいる。頑張れ、エド!」と述べた。 同日のその他の試合では、ナポリがスコット・マクトミネイのゴールでトリノに1-0で勝利し、後続との勝ち点差を4ポイントとした。ただし、アタランタが2日のローマ戦に勝利すれば、その差は再び1に縮まる。 ラツィオはパルマに1-3で敗れ、連勝が5でストップ。順位はアタランタ、インテル、フィオレンティーナと勝ち点で並ぶ5位となっている。 負傷者が続出しているユベントスは下位レッチェと1-1で引き分け、ラツィオなどと2ポイント差の6位となった。【翻訳編集】 AFPBB News