「今年の夏の甲子園を盛り上げた『ベスト応援』ランキング!ユニークダンスが話題の滋賀学園、快進撃支えた大社の応援がランクイン!
阪神甲子園球場が100周年を迎えたこの夏、第106回全国高等学校野球選手権大会が開催された。多くの熱戦の末、決勝戦では京都国際が関東第一を下し、春夏通じて初の優勝を果たした。 獅子と書いて「レオ」ドラフト上位候補・柴田獅子の衝撃のブルペン投球 高校野球ドットコムでは、8月31日から9月6日までの期間、X(旧:Twitter)にて、「2024の夏を盛り上げたアルプスの応援」に関するアンケートを実施。今回は野球ファンの声を基に、今年の夏を盛り上げたアルプスの応援ベストチームトップ3を紹介する。
3位 その他 12.5%
3位はその他に多くの票が集まった。アンケートには鳴門渦潮(徳島)の応援に関する投稿寄せられ、「鳴門渦潮の得点時の阿波踊り!!!毎年徳島勢の阿波踊り楽しみにしてます」と地域特有の応援に注目する声があがった。 また今夏ベスト4の神村学園もジンギスカンや学校の応援曲にもなっている「やかぜ」など壮大な応援で会場を魅了した。スタンドを緑の応援で埋め尽くした岡山学芸館はキラメキラリ、サウスポーなど有名曲を迫力のある応援を披露していた。
2位 滋賀学園 /メガロバニア 40%
2位には滋賀学園(滋賀)がランクイン。野球部応援団長の荒井 浩志選手(3年)を中心としたユニークな応援が中継で映し出されると、たちまち話題を呼び、数多くの試合と並ぶほど注目された。うさぎの耳を表現するなど独特な癖のある振り付けをし、球場全体を巻き込んだ「メガロバニア」に加え、「A列車で行こう」の音楽にのせ、電車を連想させるような振り付けをするなど、一般客を巻き込む滋賀学園の応援は、多くの高校野球ファンを虜にしただろう。
1位 大社/サウスポー 42%
1位はアルプススタンドを紫一色で染めた大社(島根)が選ばれた。初戦から強豪を次々と撃破し大逆進を魅せ、"大社旋風"を巻き起こした裏には、甲子園球場全体を巻き込んだ応援団がいたからであろう。得点圏にランナーが進むと、高校野球では定番と言えよう「サウスポー」の軽快なリズムが刻まれていき、前奏が終わると同時に、応援団が一斉に立ち上がる。野球部員だけではなく、一般客までを巻き込む大社のサウスポーはもはや"魔曲"と言っても良いだろう。 早稲田実戦では、延長11回タイブレークで代打として送り出された安松 大希選手(2年)のラインギリギリのバントが功を奏しサヨナラ勝利を呼び込んだ。準々決勝では、神村学園(鹿児島)に敗北したが、「神々の国からやって来た少年たちの快進撃」を呼び起こしたのは間違いなく、紫一色に染まるアルプスの応援があったからだ。 文章:高校野球ドットコムインターン生:八巻 一紗