【結論】老け見えは「まぶた」のせいだった!“-10歳”で視界も良好な“眼瞼下垂プチ手術”のすすめ
保険適用だから約5万円かつ、日帰りでオペ完了!
――ずばり、眼瞼下垂手術のメリットとは? 手術によって視野が広がり、見えやすくなったり、世界が明るく見えたりといった利点が一番かと思います。さらには長年悩まされていた頭痛や肩こりがなくなる方もいらっしゃいます。 加えて、患者さんからは「見た目に自信が持てた」「昔の目に戻った」という感激の声もいただきますね。 機能面の不具合が改善されるだけでなく、外見や気持ちまで若々しくなれる、まさに生活の質が上がる手術だと思います。 ――眼瞼下垂の手術は保険適用と聞きましたが、自由診療と違い仕上がりがおろそかになることはあるのでしょうか。 そのようなことは絶対にありません。 自由診療の二重手術と眼瞼下垂手術は似て非なるものですから、むしろ私は熟練した形成外科医や保険診療医のほうが、眼瞼下垂の手術は上手だと思います。 形成外科や眼科で修行をせずに美容外科医になった先生のほとんどは、一般的に行う後天性の眼瞼下垂手術の経験も、保険診療医より少ないでしょうから。
――クリニック選びのコツは? 「形成外科専門医」か「眼科専門医」がよいでしょう。 眼瞼下垂症は保険診療のなかでも仕上がりで満足度が変わる治療ですから、焦らずにじっくり検討してください。 ☑︎屋号で「形成外科」か「眼科」を掲げている専門医か ☑︎丁寧に相談にのってくれる医師か ☑︎眼瞼下垂症の手術の経験が豊富かどうか クリニックや先生との相性もあるので、いくつか病院をまわり、この3点を確認するとよいでしょう。 ――ぶっちゃけ、おいくらくらいなのでしょうか。 片目7万2000円の3割負担=2万1600円×両目で4万3200円……ですので、だいたい約5万円ですね。入院したりするとまたプラスされます。病院によって金額はあまり変わりませんが、もちろん見積りも出せますよ。 ――手術の流れを教えてください。 初日にカウンセリングをし、オペ当日は仕上がりの相談→局所麻酔→オペの流れが一般的ですね。 手術時間は患者さんの状態によって変動しますが、70~120分程度であることが多いです。ご高齢の方や、血液がサラサラになる薬を服用していて術後出血のリスクが高い方は、短期入院を行う場合がありますが、ほとんどの方は日帰りです。 1週間後に抜糸したら、その後は、術後1カ月、3カ月、6カ月のポイントでフォローして診察終了となります。 皆さんが気になさるダウンタイムですが、翌日~3日目が一番腫れますね。なので、術後1週間くらいまではゆっくり生活できるといいかな。落ち着くまでは、術後3~6カ月くらいは必要です。 そう言うと、大型連休の前に滑り込みオペを希望なさる方がいるのですが、不測の事態のときに病院と連絡がとれないと困るので、担当医と相談しながら、手術のタイミングは慎重に判断されるのが良いと思います。