大岩剛監督「西尾を含めたチーム全員がしっかりと勝ちにつなげる準備をしたい」…勝てば五輪出場決定の準決勝イラク戦へ会見
【ドーハ(カタール) 28日=後藤亮太】サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23(23歳以下)アジア杯に出場している日本は、29日(日本時間30日)に準決勝のイラク戦を迎える。 勝てば8大会連続五輪出場が決まる一戦に向けて公式会見が行われ、大岩剛監督は「目の前の試合に対してしっかり準備をして臨んでいるスタンスでやっていますので、明日の試合もしっかりと対戦相手を分析した上で準備をして試合に向かいたい」と決意を示した。 会見の中では、A代表が1~2月のアジア杯1次リーグ(L)第2戦でイラクに1―2で敗戦した時の話題を振られたが「フル代表のアジア杯で敗れたが、全く違う試合だと思っている。我々はしっかりとした準備をした上で試合に向かっていきたい」と強調した。 また次戦から1次リーグ(L)初戦の中国戦で退場処分を受けた副主将のDF西尾が3試合の出場停止処分が明けて出場可能となる。大岩監督は「1戦目以降は22人のプレーヤーが各試合に向けて、準備をしてきました。この試合は23人で準備をすることが出来ますので、西尾を含めたチーム全員がしっかりと勝ちにつなげる準備をしたい」と見据えた。
報知新聞社