オレンジ系ブラウンリップで、血色感あるモード顔に【40代、50代】レイナ流メイク
■オレンジ系ブラウンリップのメイク・プロセス2 口角から唇中央に向かって、リップを塗ります
「大人世代がリップメイクをするとき、特に今回のように濃い色を使う場合に気をつけたいのは口角。ここがきちんと塗れていないと、唇がだらしない印象になりかねません。そのため、唇の両端の口角にリップ(写真ではチップ)を当てて、唇中央に向かって塗っていくのがポイントです。 このときも、上唇は、輪郭をオーバーぎみに描いてつなげるのがポイントです。下唇は、素の唇のとおりの輪郭を描きましょう」
■オレンジ系ブラウンリップのメイク・プロセス3 指でリップをぼかして、自然な印象に
「濃い色のリップで輪郭をきっちり描きすぎると、硬い印象になりがち。それだと抜け感ややわらかい印象がなくなってしまいます。 リップを唇全体に塗ったら、最後に指でポンポンと軽くたたくようにしてなじませて。こうすると、大人に似合うソフトな印象に仕上がるんです」
■レイナさんが使ったアイテムはこれ
ベルベットのようなマットな質感に色づく、リキッド状のリップカラー。ほんのり赤みのある、優しいブラウン。大人の顔に程よい血色感を与えてくれる。 ※今回使ったのはレイナさんの私物。 ※2024年7月26日に発売された数量限定品で、現在は品切れのため販売は終了。
■レイナ流・大人のモード顔メイクにぴったり。 この「オレンジ系ブラウンリップ」もおすすめ!
こちらのリップもレイナさんが愛用。大人の顔印象に程よい血色感を与えてくれる、肌に自然になじむオレンジ系ブラウン。 光の反射で唇の弾力感と美しさを際立てる、薄膜ベースのリップスティック。 リップケア効果もあり、つややかな仕上がりが長もち。
【終わりに】 トレンドのブラウンリップを使いながらも、大人らしい品と落ち着きがある、魅力的なモード顔に仕上がった!程よい血色感で、若々しく生き生きした印象も演出。 こんなリップメイクなら、トレンドカラー好きな人はもちろん、トレンドカラーと聞くと遠慮しがちだった人も気軽に試すことができそう。 無難な色のリップばかりだとマンネリだな…と思ったときの、チャレンジカラーとしてもおすすめだ。 「赤みのあるオレンジ系ブラウン」をキーワードにした、秋冬らしいモードなリップメイク、ぜひトライしてみましょう!
【教えてくれたのは】
レイナさん メイクアップアーティスト。1978年生まれ。大学卒業後、大手化粧品メーカー勤務を経て独立。その人本来の美しさを引き出すメイクを得意とし、文化人からの指名も多数。女性向け媒体のメイク特集などで活躍するほか、完全予約制のメイクレッスンサロン「Crystalline(クリスタリン)」を主宰。著書も多く、近著に『45歳からの自分を好きになるメイク』(主婦と生活社)などがある。YouTubeの「REINA CHANNEL」でレイナさんが実演するメイクレッスンも必見! 撮影/藤澤由加〈人物〉 ヘア&メイク・モデル/レイナ 取材・文/中込久理