慶大・清原正吾、早慶戦で大暴れ3号ソロ スタンドの父・和博さんも歓喜の拍手 「右安、右安、左本」今季初3安打
◇9日 東京六大学野球秋季リーグ戦第9週 慶大―早大(神宮) 西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放った清原和博さんの長男で、慶大の清原正吾内野手(4年・慶応)が「4番・一塁」で先発出場。6回の第3打席で左本塁打を放った。これで今季初の1試合3安打とした。 2点リードの6回1死、早大エース伊藤樹と3度目の対戦。初球を振り抜くと、打球は左翼スタンドに着弾した。清原にとって大学の公式戦ラストカードとあって、父・和博さんもスタンドで観戦。清原正吾の一発に、笑顔の和博さんは歓喜の拍手を送った。 第1打席は右前ポテンヒット。第2打席は右前打だった。 清原は幼少時に野球を始めたが、中学ではバレーボール部、神奈川・慶応高ではアメリカンフットボール部に所属。慶大で再び本格的に野球を再開し、今春から一塁手のレギュラーとなった。春季リーグで13試合出場、打率2割6分9厘(52打数14安打)、7打点。一塁手部門でベストナインに選ばれた。 今季は試合前まで11試合出場、打率2割(45打数9安打)、2本塁打、4打点だった。プロ志望届を提出したが、10月20日のドラフト会議では支配下、育成ともに指名されなかった。
中日スポーツ