頑張った人が損をする日本のサラリーマン社会…。“加点法”ではなく“減点法”だったと気が付いたワーママが思うこと
そんな中、最近思うこと。 何を言っても無駄だな~
という諦めの境地にも陥っていまして、積極的にモノを言うのも辞めました。 こうした方が良いというデータが出ておりまして…とか、○○さんの仰ることも重々承知ですが、 分析すると数値が出たので参考までに…とかいがいしく、何とか『解』に近いと思われる提案をしてきました。 そのたびに、に「う~ん」という顔をされ、腹落ちされていないことが見て取れたり、「君は急ぎすぎではないのか?」とかトンチンカンなアドバイスを返されたり…そもそも、スケジュール通りに進めて結果も持っていき「急ぎすぎ」も意味が分かりませんし、持っていかなければ「遅い」で叱られる。どないせいっちゅうねん! で、進言した数日後、必ずと言ってよいほど(進言した通りに)軌道修正されるのですが、ご本人は、さも自分が考えたかのようにシレっと変更。 うん。別にいいんだけど。でもこういうことが重なると、 なんか疲れた~ と思ってしまいます。人と関わる仕事よりも、淡々と自分の研究を進めよう!と思ってしまいます。 特に今年度は秋に自身初の海外出張もありました。その前後はかなりドタバタしてあっちこっちに振り回されたこともありました。少し落ち着き、余裕が出てきたこの頃。 暇そうな他の人達がどんな働き方をしているのか観察してみることにしました。申し訳ないですが、だいたいが暇そうなのはオジ様。 やっぱり、ある程度「いるだけ」でも許されています。
当たり前かもしれませんが、提出物とか、小さい責務はやっています(狭い範囲かつ申し訳ないですが秒で済むことですが…)。うーん。要するに、加点はないけれど、大きな減点もない、という状態。なるほど。うん。 上手いな。 連日観察していて、やっと気が付きました。彼らは『加点法ではなく、減点法』に切り替えてサラリーマンとして働いていたのです。かーーー!!!入社20年近くでやっと悟りました。 減点法で過ごすべき! ここでいう『加点法』とは仕事で利益を生み出すこと。『減点法』は仕事のミスが累積すること。 私、本当に気がつくのが遅い。勤続20年近くになるというのに半径5メートル以内も見ていなかった。 いや、マジでダメだね~観察は大事。私は必死に加点方法で評価を取りに行こうとしていましたが、そんなのどーでも良いんですね。 マイナス点を無くさないといけなかった。 どうしても研究が進むと、想定していたことと違う結果が飛び込んできます。科学的実証が目標数値に達していないので軌道修正したい。的なやつです。信じられないのですが、上席にしてみると、これもミスに入るようです。そう、マイナス点ね。 そして、軌道修正は、研究すればするほど付きまとうことです。トライアンドエラーが大事ですもん。 特に私のやり方は、走りながら、進めながら軌道修正していくタイプ。 そのため、やった分だけ累積マイナス点が増える。