元王者の浜崎朱加が約2年ぶりの復帰戦で一本勝ち「またこれからどんどん盛り上げていきたい」と大晦日参戦へも意欲【RIZIN】
初代・第3代RIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加(AACC)が「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)で2年2カ月ぶりの復帰戦に臨み、一本勝ちで勝利を収めた。 浜崎は今回がRIZIN2戦目となるシン・ユリ(韓国/team GENIUS)と対戦。ユリは前戦ではRENAと対戦し判定で敗れたものの、右ストレートでRENAの左目じりをカットし出血させるなど追い込む場面もあった。 1R、サウスポーの浜崎とオーソドックスのユリ。浜崎は右に回りながら様子を見る。そして組み付くと難なくテイクダウン。浜崎はユリの左腕を小手に巻いて固める。浜崎はハーフからマウントに移行。しかしユリはすきをついて立ち上がることに成功。浜崎は足を使って回る。ユリはジャブ、ロー。ユリの右ストレートが伸びる。ユリの左ジャブに左ストレートを合わせる浜崎。ユリが圧をかけてワンツー。 2R、ユリが前蹴りでけん制。圧をかけて右ストレート。浜崎は距離を詰めて組み付くと内股で投げから素早く右腕をとらえるとチキンウイングアームロック。何とか耐えるユリだが浜崎が頭をまたいでぐいと締め上げるとユリはたまらずタップ。浜崎が一本勝ちを収めた。
浜崎は試合後のマイクで「初めての方もいらっしゃると思うんですが、2年ぶりに試合をしています。こういう大きな舞台に戻ってこられて幸せです。対戦してくれたシン・ユリ選手、ありがとうございます。またこれからどんどん盛り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします」と語った。 試合後の会見では「なんかすごく久しぶりの試合だったんですけど、こんなに勝ってうれしいと思ったのは初めてかもしれないくらいすごいうれしい。変わらず2年間応援してくださった皆さんの前で勝てたことが一番の喜びだったと思います」と笑顔を見せた。 そして今後については「あんまり試合間隔は開けたくないというのはあるので、いつでも。大晦日も全然できます」と大晦日の「RIZIN DECADE」への参戦もアピール。 2連敗している王者・伊澤星花との対戦については「もう一回機会があればやりたいという気持ちはある」と語った。
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