学校休業を延長 埼玉・大野知事が会見(全文2)パチンコ店名公表はGW明けまでに
埼玉県の大野元裕知事は28日午後、県の新型コロナウイルス対策本部会議後に記者会見を行った。 【動画】埼玉県が新型コロナ対策会議を開催 終了後に大野知事が会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「埼玉県が新型コロナ対策会議を開催 終了後に大野知事が会見(2020年4月28日)」の会見開始時間に対応しております。 ◇ ◇
学校再開の判断材料は?
記者1:すいません。学校の再開についての判断ですけれど、現状で、まだ自粛の効果が一定程度出ているという状況で、まだ十分じゃないっていう考えから休業を延長されると思うんですけど、例えば数値的な部分でいろいろデータがあると思うんですね。感染経路の不明率だったり、新規の感染者であったり、実効再生産数だったりとか。学校を再開する上でどのような数値を重視して、どのように判断の参考にするのか教えてください。 大野:学校の、大学から小学校まで、あるいは幼稚園等もそうですけれども、学校の再開に当たっては、実は、例えば繁華街に行くとか、あるいは海外とか、そういった要素は、関係ないとは言いませんけれども、正直、関係は希薄になっていきます。そんな中で、感染経路の不明者が4月の後半に発症したベースで言うと36%ぐらいまだあって、どこから来たか分からないという状況があります。それから家庭内感染で、埼玉県においては、現時点においては小学生、中学生で、子供から子供、子供から大人にうつったということが明確な例はいまだに1例もないんですが、ただ、大人から子供にうつったとか、家庭内ではそういったことはありますので、つまり分からない場合とか、これがまだ多数上っているのが現状であります。 5月の6日までにこれらが根絶されて再開できるという方向になることをもちろん願ってますし、ぎりぎりまでそれを考えたいと思いましたが、先ほどの判断については、連休も挟む中で、ご家庭等で子供たちの準備、家庭の準備等があるので、そこでこのタイミングがぎりぎり、ここでやらないと大きな混乱が起こるということで、少し前からこの日程をターゲットに考えてきたところであります。