草津市の小学校教員 積立金など不正流用
びわ湖放送
草津市内の小学校に勤務する教諭が、学校行事のバス代など保護者から集めたおよそ160万円を私的に流用していたことが分かりました。 私的流用を行っていたのは、草津小学校の30代の教諭です。 草津市教育委員会によりますと、この教諭は今年10月から先月にかけて、保護者から集めた6年生の宿泊行事のバス代や5年生の修学旅行の積立貯金などから、合わせておよそ162万円を私的に流用したということです。 先月22日、他の教諭が支払いを行うために校内の金庫を確認したところ、バス代が無くなっていることに気付き、学校長らが教職員への聞き取りを行いました。 この教諭は聞き取りから2日後、バス代の私的流用について自ら報告し、積立預金についても引き出したと話したということです。 教育委員会によりますと、その後、教諭は全額を返金し、現在は自宅謹慎中です。学校と教育委員会では、保護者説明会を行うとともに、窃盗などの疑いで刑事告訴の準備を進めているということです。
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