「先のところも今のうちから見据えていかないといけない」

ワールドカップ予選後について言及した久保。写真：梅月智史（サッカーダイジェスト写真部／現地特派）

　レアル・ソシエダの久保建英は、日本プロサッカー選手会（JPFA）に所属する選手の投票で決まるJPFAのMVPに輝いた。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショット 　23歳の日本代表MFは、JPFAの吉田麻也会長からオンラインによるインタビューを受け、ワールドカップに向けてこう本音をこぼした。 「今回は（北中米ワールドカップの）予選突破が早く決まりそうというか、順調に今のところいけているので、先のところも今のうちから見据えていかないといけないと思ってます。決まった後のワールドカップまでの間のマッチメークで、僕ら（選手）はどうしようもできないですけど、個人の願望としては格上の国、できるだけアジアの予選では戦えない相手と戦いたい」 　この発言を、複数の中国メディアが紹介すると、同国のファンからは次のような声が上った。 「日本より強いチームはもうほとんど残っていない」 「アジアを離れてヨーロッパに参加しては？」 「久保はそういった長期的な視点を持っているところが本当に素晴らしいし、ワールドカップでの活躍が楽しみ」 「常に進歩を追求してきた久保の姿勢は称賛されるべきだろう」 「久保建英のメンタリティはとても好き。本田圭佑や中田英寿と少し似ている」 「このアイデアはかなりポジティブ」 「来年のワールドカップまでに、もっと強いチームと対戦することは、日本代表にとって間違いなく良いことだろう」 　日本代表MFの率直な物言いが話題を呼んだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部