洗濯機やエアコンの掃除、忘れていませんか?梅雨になる前に片付けておかないと危険なことは…
暖かく気持ちのよい春がやってきたと思ったら、あっという間に梅雨が到来…。湿度が一気に上がり、高温多湿を好むカビやダニが発生する時期が始まります。これらを放置すると健康にもよくないうえに、大切な家にも悪影響が及ぶことも。 【写真集】家の湿気対策してますか?梅雨が始まる前にやり切るべき家事リスト ここでは、梅雨までに準備しておきたい10のチェックポイントを紹介します。梅雨のスタートまでそこまで余裕はありません。今のうちにしっかりと準備して、梅雨でも快適に過ごしましょう!
1 家じゅうに風を通して換気する
まず取り組みやすいこととして挙げられるのが、「換気」です。これは梅雨だけでなく、1年じゅう必要なことでもありますが、特に湿気のこもる時期には積極的に換気を行うよう心掛けましょう。 換気するときのコツは、空気の入り口と出口を意識すること。対角上にある窓を開けることで、風が通りやすくなります。 空気の入口となる窓は狭く、出口となる窓は広く開けることで、より効果を発揮します。また、2003年以降すべての住宅で設置が義務付けられている「24時間換気システム」やサーキュレーターも併せて活用するのがよいでしょう。
2 冬もの衣類の洗濯&クローゼットの掃除
梅雨の時期は外干しできる日が少なく、洗濯が思うようにいかないもの。湿気を含んだまましまい込んでしまうと、カビや雑菌が発生し、嫌な臭いの原因となります。天気のよい今のうちに、セーターやアウターといった厚手のもの、寝具、カーテン、ラグなどの大ものを洗濯しておきましょう。 また、このタイミングで衣替えとクローゼットの掃除をやっておくと◎。クローゼットは埃が溜まりやすく、埃を餌とするダニを引き寄せてしまうので、大ものの洗濯→クローゼットの掃除→衣替えをセットにして行うことをおすすめします。
3 洗濯機の掃除
放置しがちな洗濯機にも目を向けなくてはなりません。洗濯槽は洗剤の溶け残りや衣類の汚れ、埃などが溜まりやすく、カビや雑菌が増殖します。しっかり洗濯しているつもりでも洗濯槽が汚れていれば意味がありません。 長年にわたって洗濯槽の汚れを放置すると、自力では手に負えずプロに掃除を頼むことが必要になることも。月1回程度の定期的な掃除が推奨されていますが、梅雨の前に自宅の洗濯機がどんな状態なのかを改めて確認してみましょう。 普段できる対策として、湿気がこもらないよう、洗濯機の蓋を洗濯している時以外は開けておく、溶け残りがないよう洗剤は適量を守るなど、小さな積み重ねも大切です。