Apple Vision Proを快適にするためにしたこと(西田宗千佳)
Vision Proへ召喚しやすくMacBook Proの位置も変更
もうひとつついでに。 以前はMacBook Proをスタンドに立てて使っていた。机の上には都合2枚のディスプレイがあるのだが、常に2枚使っているわけではない。資料が多い時や、なにか映像をみながら仕事をするときにつける感じだった。2枚目のディスプレイはWindows PCとも共用なので、動作確認や作業などでWindows PC用として使う方が多いくらいだった。 ただ、Vision Proがきて少し事情が変わった。 というのは、Vision ProからMacを接続する、要はVision Proの中にMacの画面を「召喚」し、Macのキーボードやマウスで操作したい場合、今のvisionOSでは「MacBookを開いている」方が楽なのだ。 Vision ProにMacBook AirやMacBook Proを接続する場合、Macを開いてそちらを見ると「Connect」というボタンが出てくる。それをタップするだけで接続は完了するシンプルさだ。 ただ、Macを閉じていたり、MacBookシリーズ以外を接続したりする場合には、メニューをたどって接続作業をする必要がある。繰り返しているとこれが面倒になる。 というわけで、最近はMacBook Proをスタンドに立てず、そのまま置いている。Vision Proに接続する時やもう一枚ディスプレイが必要になった時、画面を開いて使うようになった。 2枚目のディスプレイの出番はさらに減ってしまったわけだが、まあ、これはこれでいいかな、とも思っている。 もちろん、アップルがvisionOSを改良し、Macとの接続方法をもう少し「汎用的」に見直してくれるのがベストなんだけれど。
西田宗千佳@TechnoEdge