今すぐ実践!元気に過ごすための"攻めの休養"とは?「たくさん寝ても疲れが取れない…」解決のヒント:7つの休養タイプを解説!
転換タイプ、造形・想像タイプ
続いて『転換タイプ』の典型的休養は旅行。ただ旅行に行くことができない場合は、目の前の机を整理したり、部屋の掃除、部屋の模様替えなどの手軽な方法も効果的です。 さらに手軽なのは、洋服を着替えること。これだけでも気分がスッキリします。 片野「整理整頓もそうですよね。お掃除してないお部屋だとやはりちょっと良くないですけれども、スッキリしてお掃除を終わるとなんか安らぐいう感じになると思うんですね」 気分転換のために旅行に行く…ここまでしなくても、自分の身の回りを少し整理するだけでも効果的です。 最後に『造形・想像タイプ』について。これは日曜大工をしたり、料理をすることが該当します。 人は何かを作っている時、ストレスを忘れる傾向になるのは没入しているから。その時ストレスから離れられるので、心理的な分離ができるということです。 他にもマインドフルネスとか瞑想などをしなくても、その場で目を瞑り、何か楽しい思い出や推しを思い出したり、ニヤっと笑ってしまうような過去のエピソードを思い出すだけで休養になります。 いつでもどこでもできる一瞬の行為ですが、それ自体が心の安らぎになるとか。
どう組み合わせる?
CBCアナウンサーの光山雄一朗も、無意識のうちに造形・想像タイプの休養をとっていたようです。 光山「仕事でうまくいかなかったなってことがあったりした時に、 料理だと忘れられ無心になれるっていうので料理をしていたんですよ」 片野さんによると、この行為にさらにプラスして他のタイプの休養を組み合わせることができます。 まず、誰かと一緒に料理を作れば会話が生まれ『親交タイプ』が取れます。さらに出来上がった料理を近くの公園で食べる計画を立てそこまで歩けば『運動タイプ』になり、公園の自然との『親交タイプ』、いつもと違う場所に行くこと自体が『転換タイプ』になり、同時に4つの休養が取れることになります。 いかにタイプをミックスして休養できるかが攻めの休養のポイントです。
片野さんが実践している休養
普段、片野さん自身は『想像タイプ』を上手に取ろうとしています。 仕事の途中でリラックスしたいと思った時、空を見上げるんだとか。ビル群に囲まれた景色を常に見ていると気分が滅入ってしまうため、青空を見たり、雲の動きを観察するそうです。 どこでも一瞬でできるので、あなたも疲れた時は、まず空を見上げるところから始めてみてはいかがでしょうか? 7つのタイプの休養を手軽にたくさん取り入れて、忙しい毎日を乗り越えていきましょう。 (ランチョンマット先輩)