史上3頭目のセントウルS連覇なるか スプリンターズSに向けて弾みつく勝利を
史上3頭目の偉業に挑戦だ。テイエムスパーダ(牝5、栗東・木原一良厩舎)がセントウルステークス(3歳上・GII・芝1200m)で連覇を狙う。 【写真】テイエムスパーダこれまでの軌跡 テイエムスパーダは父レッドスパーダ、母トシザコジーン、母の父アドマイヤコジーンの血統。母と祖母のトシメロディーはともにJRAで3勝している。 ここまで20戦5勝。22年のCBC賞で48kgの超軽量を味方につけて初タイトル獲得。同年にデビューした今村聖奈騎手の重賞初制覇ということで大きな話題となった。そして昨年のセントウルSでは14番人気の低評価を覆し、2つ目のタイトルをゲット。その後は4戦連続で2桁着順と苦戦が続いたが、前走のアイビスSDで3着に健闘。自分の形に持ち込めれば渋太いことを改めて示した。今回は前々走の北九州記念で苦杯を喫したピューロマジックとの再戦。まずはハナ争いに要注目となる。 これまでセントウルSを連覇した馬は04~05年のゴールデンキャスト、17~18年のファインニードルの2頭のみ。昨年の再現を果たし、大目標のスプリンターズSに弾みをつけたい。