角田裕毅がアゼルバイジャンGP、ストロールとの接触を冷静に回顧「やれることはもうちょっとあった」|WEDNESDAY F1 TIME
第17戦アゼルバイジャンGP終了後、ビザ・キャッシュアップRBの角田裕毅が、リタイアとなったバクーの出来事について語っている。 【動画】「正直、僕もやれることは あったかなと思います」ストロール と接触したシーンを振り返る角田裕毅 アゼルバイジャンGP決勝ではオープニングラップのターン4で、角田のイン側を強引にランス・ストロールが突いて接触。これで角田のマシンはカウル右が大きく破損し、レースペースがまったく伸びなくなる。ミディアムタイヤのままで走行を続け、ハードに履き替えた後にリタイアを選択した。 角田は『DAZN』の『WEDNESDAY F1 TIME #28』にリモート出演し、この一件について語っている。本人はすでにシンガポール入りしており、マリーナベイ・サンズで撮影などをしていたと明かした。
モンツァではニコ・ヒュルケンベルグ、バクーではストロールと、2レース続けてもらい事故でレースが台無しになってしまった形に。角田が明るい表情だったこともあり、番組MCのサッシャ氏が“笑顔で良かった”と口にすると、角田はこう返答している。 「全然、あんなの大したことないっすよ。まだ3戦ではないんで。3戦になってくるとちょっと怪しくなってきますけど」 ストロールとの接触については、本人が映像を見ながら「やれることはもうちょっとあったかなと思います」と避けられた可能性があったのではないかと、改めて冷静に語っている。
「路面のしかも内側が走っていない、かなり汚いところから入ってくるのは……。まあ(ストロールのドライビングスタイルは)結構強引な部分もあるんで」 「ストロールの方に非がありつつも、僕もその前に、例えばインに入られないようにするとか、ストロールにそこの場所へ行かせないような動きもできたと思う。そういったところは改善の余地があったっていうのはあります」 「レース終わりはもちろんフラストレーションがありましたけど。逆に僕もできたことがあったな、っていう悔しさも少しありました」 2レース連続で、不本意なDNFとなってしまった角田。第18戦シンガポールGPでは、トラブルに巻き込まれることなくきっちりと結果を残したいところ。そのためにも、金曜のFP、土曜の予選と、好調を維持して、少しでも前のグリッドを獲得できるかが大きな注目ポイントとなりそうだ。
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