「私でも五輪に出れるわね!」元AS世界女王が“0点酷評”ブレイキン女子のダンスを水中再現で煽る!「5分しかかからなかった」【パリ五輪】
パリ五輪が閉幕してからおよそ2週間が経過するが、いまだ議論の的となっているのが女子ブレイキンに出場したオーストラリア代表選手、レイチェル・ガン(ダンサー名はレイガン)のダンスパフォーマンスだ。 【動画】ロシア出身の絶世美女が水中で再現した“レイガン・ダンス”をチェック! 母国の大学で講師を務める36歳は、グループリーグ3試合をすべて0点の全体最下位で大会を終えた。ぎこちない足の運びやカンガルーのジェスチャーなど奇抜な振りを織り交ぜた、じつにゆったりとしたムーブで、パワーやスピード、キレを期待するファンにとっては明らかに物足りない内容。実際にジャッジの採点も厳しく、ファンからの激しい批判に晒された。日本では緑と黄を基調としたユニホームが“クロネコヤマトの配達員”に似ているとして話題をさらったアスリートだ。 SNS上では「酔っぱらいおばさん」「オーストラリアはもうブレイキンの出場をやめたらどう?」「よく出場資格を得られたな」「最悪のダンス」などレイガンへの否定的な意見が殺到。選手本人は「若い選手たちにパワーでは勝てない。私は違う方法で自分の足跡を残したいと思っただけなの。創造性を大切にした結果です」と釈明したが、バッシングは止まなかった。 オーストラリア選手団やアスリート仲間、同国首相までも擁護に回るも、今度はレイガンの夫が代表チームのコーチであった事実が判明し、代表選考において不正があったのではないかなど、今度はにわかに陰謀論が浮上する。オーストラリア・ブレイキン連盟は「オセアニア予選における審査は最高水準の公平性が維持されていた」と説明し、審査員9名のなかにオーストラリア人はひとりもいなかったと主張。そのうえで同協会は「もちろんレイガンとの交流は常にあったが、彼女が指導的な立場にあったことや、イベント、資金、戦略、ジャッジの選定、選手の選定に関する意思決定に関与したことなど一度もない」と全面否定する事態となった。 そんななか、またしてもレイガンを揶揄するアスリートが現われた。ロシア出身でアーティスティックスイミング(AS)の元世界選手権女王、クリスティーナ・マクシェンコが自身のインスタグラムを更新。水中でレイガンのダンスを真似る様子を動画で公開した。29歳のインフルエンサーは「水中での五輪ブレイクダンス2024。こんな特徴的な動きだったわね」と記し、次のように茶化した。 「レイガンのパリでのパフォーマンスを観てから水中で再現するまで、5分しかかからなかったわ。たぶん、私でも2028年のロス五輪に出場できるわね」 ブレイキンは4年後のロス五輪で正式種目から除外されているが、その事実をマクシェンコは知らない模様。それでもフォロワーからは賛同する意見が殺到した。 米紙『NEW YORK POST』は「ASで4度世界選手権を制しているマクシェンコが、いま話題のレイガンに飛びついた。わざわざハイヒールを履いて水中でダンスをコピーし、『私が五輪に出れると思う?』とフォロワーに問いかけたのだ」と伝え、「彼女はコロナ禍でビヨンセやマイケル・ジャクソンのパフォーマンスを水中で真似て脚光を浴び、あっという間にフォロワー数を急増させた。話題作りが巧妙で、TikTokは数百万回の再生数を誇っている」と紹介した。 構成●THE DIGEST編集部
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