【マレーシアオープン2024】総合王者の田中湧士が初戦突破! 女子シングルスは3選手が2回戦に進めず
1月7日にBWFワールドツアー・マレーシアオープン(クアラルンプール/Super1000)が開幕した。新シーズンに入って最初のツアー上位大会には、日本代表選手らが出場。大会初日は各種目1回戦の半分が行なわれ、12月の全日本総合で活躍した選手らは、ライバルたちとの戦いに挑んだ。 男子シングルスは、西本拳太と田中湧士が登場。全日本総合で2回目の優勝を飾った田中は、中国の雷蘭晞(レイ・ランシィ)との勝負に2-1で勝利。第1ゲームを19-21で落とした田中だが、第2ゲームを16本、最終ゲームは13本に抑えて逆転に成功。難敵を下して2回戦へと勝ち進んだ。 西本は世界ランク1位の石宇奇(シー・ユーチー/中国)と対戦。西本は第1ゲームを相手に奪われたものの、第2ゲームは22-20で奪い返す。この勢いで逆転勝利につなげたかった西本だが、最終ゲームは8-9から連続失点で引き離され、16-21で敗戦。2回戦進出はならなかった。
混合ダブルスの緑川大輝/齋藤夏は、過去の対戦で2連勝中のタン・キアンメン/ライ・ペイジン(マレーシア)と対戦。第1ゲームは10-17と大きくリードを広げられたが、ここから緑川/齋藤が5連続得点などで22-20。第2ゲームも主導権を握った緑川/齋藤が制し、2回戦に進出した。 女子シングルスは、高校生で全日本総合を制した宮崎友花、同大会・準優勝の仁平菜月、そして奥原希望が試合に挑んだ。宮崎はデンマークのミア・ブリックフェルトに対し、ファイナルゲーム16本で敗戦。仁平はベトナム選手、奥原はアメリカのベイウェン・ツァンにそれぞれ敗れ、1回戦敗退に終わった。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO