Netflixヒット番組に人気に便乗…韓国コンビニ、関連売り上げが2日間で48%増加
【10月05日 KOREA WAVE】韓国のコンビニエンスストア「CU」が、Netflix Koreaの料理サバイバル番組「黒白料理人:料理階級戦争」で売り上げ増加の効果を享受できるかどうかに注目が集まっている。 今月1日に公開された「黒白料理人」第8話で、出演者たちがCU製品を使って敗者復活戦に挑んだ。この日の放送ではCUの店舗がそのまま登場し、出演者「ナポリのマフィア」が作った「栗ティラミス」が1位を獲得した。 CUによると、2~3日の2日間の売り上げ増加率は、前週の同曜日と比較して、Heyrooの「味栗」48%、オリオン「ダイジェ」33.3%、イディヤ「トフィーナッツラテ」41.2%となった。栗ティラミスには、CUの自社ブランド(PB)商品「延世牛乳マロン生クリームパン」、Heyroo「味栗」、オリオン「ダイジェ」、イディヤ「トフィーナッツラテ」などが使われた。 昨年10月に発売され、現在は販売が終了している「延世牛乳マロン生クリームパン」が取り上げられたことにより、同様の商品である「延世牛乳生クリームパン」の売り上げが、前週の同曜日と比較して32.8%増加した。 NetflixのTOP10ウェブサイトによると「黒白料理人」は9月23~29日の視聴回数が490万回(視聴時間を作品の総ランニングタイムで割った数値)を記録している。韓国、台湾、シンガポール、香港など4カ国・地域で1位を含む、合計28カ国・地域のTOP10にランクインした。また、9月17日に公開された後、2週連続でNetflixのグローバルTOP10 TV(非英語)部門で1位を獲得し、大きな人気を集めている。 CUは、販売終了となっていた「延世牛乳マロン生クリームパン」を再発売する方針だ。第8話が今月1日午後4時に公開されたことを考えると、迅速な対応が取られた形だ。事前予約者は10日午後2時から店舗で商品を受け取ることができる。 また、栗ティラミスの商品化も検討中とされる。CUの関係者は「マロン生クリームパンの正式な発売日はまだ決まっておらず、栗ティラミスは商品化を検討している段階で、まだ確定はしていない。放送が公開されてからまだ時間がたっていないため、現在協議中だ」と述べた。 CUは「黒白料理人」関連の商品発売を通じて、グローバルな消費者を対象にブランド認知度の向上と売り上げ拡大を期待している。 この関係者は「『黒白料理人』の制作会社から『コンビニ食品を使った料理対決』というテーマでCUに協力依頼があった。それに応じて、スタジオにコンビニエンスストアを構成する方式でコラボした」と説明している。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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