【AEW】オカダが「ジ・エリート」盟友ペリー救助のため、オライリーをレインメーカーでKO
<AEW:ダイナマイト大会>◇3日(日本時間4日)◇米イリノイ州シカゴ 第1試合のオーエン・ハート杯準決勝「“アメリカン・ドラゴン”ブライアン・ダニエルソン対“バスタード”PAC戦(ダニエルソンが押さえ込み合戦で勝利)」のあと、リングにROH(リング・オブ・オナー)世界王者で「チームAEW」のマーク・ブリスコが登場した。 ブリスコは、自身も参加した6月30日(日本時間7月1日)「Forbidden Door」での6WAYラダーマッチに勝利し、TNT王者となった「ジ・エリート」のジャック・ペリーについて「ラッキーでラダーマッチに勝利した。しかしそれは先週の話だ。オレは先週のことは心配しない。オレが気にかけるのは今週のことだ」などと話し「オレは24日のAEWダイナマイト大会で『ブラッド&ガッツ・マッチ』に出場する」と宣言した。 ブリスコがそう話をしていると、背後からペリーが急襲。ベルトで殴打してKOしてしまった。今度はそのブリスコを救出するために新日本プロレスにも参戦経験のあるカイル・オライリーが現れ、ペリーにキック&鉄拳制裁。しかしそこへ「ジ・エリート」のオカダ・カズチカがスーツ姿でリングに上がり、オライリーをレインメーカーで失神KOした。オカダはニヤニヤと笑い、ペリーは倒れるオライリーに馬乗りになって連続で肘を振り下ろした。 最後はジ・エリートのヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)も登場。ヤングバックスの2人はブリスコにEVPトリガー(マシューとニコラスが相手の左右の腕をそれぞれつかみ、同時に膝蹴りをする技)を見舞って完全KO。オカダ、ペリー、マシュー、ニコラスの4人はリングを占拠し、それぞれのチャンピオンベルトを誇示した。 そこへ「ジ・アクレイムド」のマックス・キャスター、アンソニー・ボウエンズ、ビリー・ガンが現れると、ジ・エリートの面々は退散した。 遺恨を深めるジ・エリートとチームAEWは24日(日本時間25日)のダイナマイト大会「ブラッド&ガッツ」での「ブラッド&ガッツ・マッチ(金網で囲まれた2つのリングで、両チームの計10人が戦う。3カウントでの勝利はなし)」で対戦する。ジ・エリートは現時点で4人、チームAEWはブリスコ1人が出場を宣言した状態。他のメンバーが誰になるのか注目される。