阪神・原口文仁、FA交渉 行使含めゆっくり「考える」
「いろんな意見を聞きながら、家族とも相談してね。よりよい方向に行くように相談していきたいと思います」
球児監督の胸に飛び込む道と、自身の新たな可能性を切り開く道-。納得できるまで、考え抜く。
★藤川新監督がFA交渉の直接出馬を明言
藤川球児新監督(44)は18日、今季、国内FA権を取得した大山、坂本、糸原、原口の4選手との直接交渉の席に就くことを明言した。
「もちろん。進展具合によっては当然」
15日の就任会見では残留交渉への〝直接出馬〟について「あるかもしれないし、ないかもしれない」と含みを持たせていたが、自らの口で思いを伝えることを決めた。
自身も2012年オフに海外FA権を行使し、米大リーグに挑戦した。その経験も踏まえ「残ってもらいたいし、残ってもらわなきゃ困るんですけど、やっぱり彼らの権利なので。まずは個人が尊重されるべきだと思います」と慎重な姿勢は変わらない。あくまで選手の意思、決断を尊重しながら、しっかりと対話を重ねていく。