フーシ派、少なくとも16人死亡と発表-米英軍によるイエメン空爆で
(ブルームバーグ): イエメンの親イラン武装組織フーシ派は、米英軍による30日の空爆で少なくとも16人が死亡したと明らかにした。この死者数は、紅海での商船への攻撃に対応するため米英軍が1月に共同作戦を開始して以来最多だという。
フーシ派は31日、報復措置として米海軍の空母「ドワイト・D・アイゼンハワー」を標的にしたと主張。だがポリティコが米国防総省の当局者の話として伝えたところでは、同空母の付近で攻撃は受けておらず、被弾もしていない。
フーシ派は今年に入り、無人機やミサイルで米海軍の艦艇に攻撃を仕掛けているが、いずれも標的から外れる、ないしは迎撃されている。
米英軍は30日、イエメンにあるフーシ派の標的13カ所を攻撃。フーシ派は、この攻撃により港湾都市ホデイダの民間人も死亡したと発表。首都サヌアを含む他の地域も攻撃を受けたとしている。
米英軍、イエメンにあるフーシ派の標的13カ所を攻撃-米中央軍
米軍は、30日に空爆に加え、イエメンにおけるフーシ派支配地域とその周辺海域で無人航空機8機を破壊したと明らかにした。
原題:Houthis Say US and UK Carried Out Deadliest Strike Yet on Yemen(抜粋)
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Mohammed Hatem, Omar Tamo