ETCを取り付けない理由の第1位は「車載器の設置費用」!?何回利用すればコストを回収できる?
ETCを何回利用すれば設置コストを回収できるかシミュレーション
ETCの取り付けには設置費用がかかりますが、高速道路を利用する際はETC料金があるため、利用頻度によってはすぐにコストを回収できる可能性があります。例えば東京から大阪まで走行する場合で、ETCなしとありの場合の高速料金を比較すると以下の通りです。 【八王子から梅田まで】 ・通常料金:1万4680円 ・ETC料金:1万2680円(2000円の割引) 【梅田→八王子】 ・通常料金:1万4720円 ・ETC料金:1万2680円(2040円の割引) ※いずれも普通車、距離順(2024年7月時点) 東京と大阪を往復した場合の通常料金とETC料金の差は4040円です。1万5200円~1万5400円のETC車載器を設置した場合は、東京と大阪の往復を4回すればコストを回収できることが分かります。 高速道路の利用頻度が高い人は、1回の利用で通常料金とETC料金はどれほどの差があるかを計算してみるといいでしょう。設置費用はかかりますが、高速道路の利用頻度によっては、ETC車載器を取り付けたほうがお得になる可能性があります。
東京から大阪なら往復4回程度でETC設置費用を回収可能! コスト面と渋滞緩和を考えて設置を検討するのもあり
東京から大阪の往復でかかる高速道路料金は、通常料金とETC料金の差が4040円であることが分かりました。4回往復すると1万6160円の割引となり、1万5000円ほどのETC車載器を設置した場合はコストを回収できます。 高速道路の利用頻度が高い人の場合は、すぐにETC車載器の設置コストを回収できる可能性がありますから、通常料金とETC料金の差を計算してみるといいでしょう。 出典 東日本高速道路株式会社 ETC利用率の推移 沖縄県企画部交通政策課 株式会社アカネクリエーション 令和3年度ETC利用促進調査アンケート調査 報告書(11、20ページ) 西日本高速道路株式会社 関西・中国・四国・九州エリアETC車載器購入助成キャンペーン2024について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部