マルコ、今後について「“上司”と話をする」 レッドブルF1の騒動終結を訴えるホーナー代表、オーストラリアGPでの同行を拒否か?
レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は、レッドブルでのトップの職を脅かすだけでなく、マックス・フェルスタッペンの電撃退任につながる可能性のあるスキャンダルの終結を訴えた。 また、ヘルムート・マルコ博士の離脱が噂されていることを一切知らないと公で否定したが、それに対して報道されているところでは、次のメルボルンでのレースへの同行を歓迎しないとマルコを脅したと伝えられている。 オーストリア人のマルコは「最終的にどうするかは私次第だが、(チームを離れる)理論的な可能性は存在する。でも、これは難しい問題だ」と語った。 「明日、上司とまた話をするつもりだ」とマルコはオーストリアの放送局『ORF』に対し、F1第2戦サウジアラビアGPに来ていたレッドブル社のスポーツ部門最高経営責任者(CEO)オリバー・ミンツラフを指してこう語った。 「でも、ここで仕事を続けるためには、すべてが正しくなければならない。我々はチームの平和を望んでいる」。 メルセデスF1のトト・ヴォルフ代表はマックス・フェルスタッペン獲得を狙っているが、そのカギは同じオーストリア人のヘルムート・マルコ博士の獲得だと考えているようで、公で故ニキ・ラウダと同じ役割をオファーしている。 レッドブルの権力闘争の中で、オーストリア人のマルコはオーストリア側についていて、一方のホーナーはレッドブルGmbHの51%オーナーであるタイ人オーナーと協力してレッドブル・ブランドの最高峰F1チームの全権を握ろうと画策していると噂されている。 ■最も簡単な解決策は? なかなか終結しないこの問題に対して、元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、もっとシンプルな解決策があると言う。 「クリスチャン・ホーナーなら今すぐにでもこの問題を解決できる。彼が辞任すればいいんだ」。