「ストロールにはもう何も期待していない」とリカルド呆れる「僕に非があったら謝ったよ」F1中国GPでの衝突から2週間経過も和解せず
F1中国GPでのセーフティカー先導中の奇怪な追突をしたダニエル・リカルド(RB)とランス・ストロール(アストンマーティン)は、あれから2週間が経過した現在も和解には至っていない様子だ。 ●【2024F1第6戦マイアミGP】タイムスケジュール・全セッションの結果 億万長者を父がF1チームとアストンマーティンの両方を買って誕生したアストンマーティンF1チームで、自身がドライブするストロールは、上海国際サーキットでリカルドのRBに追突した。 ところがストロールが自分を責めたと聞いたリカルドは当時、メディアに「あいつはクソだ」と怒りを爆発させた。 あれから2週間が経ち、25歳のカナダ人ストロールはリカルドとの決着はついたのかと記者に聞かれると、「(それは)この部屋で話すことじゃないよ。そういうことは密室でやることだから」と語った。 では、ストロールは密室でリカルドに謝罪したのだろうか? 「彼は僕に話しかけてこなかったし、電話もメッセージも送ってこなかった」と木曜日にマイアミで『Le Journal de Montreal(ル・ジャーナル・ド・モントリオール)』紙にリカルドのコメントが掲載されている。 記者がストロールの言葉をリカルドに伝えた時、同紙のフランソワ=ダビド・ルーロー記者はこう伝えたという。 「彼(リカルド)はただ満面の笑みを浮かべ、ストロールにはもう何も期待していないと付け加えた」。 リカルドは「もし僕に非があったのなら、謝っただろうね。数年前にユウキ(角田裕毅)とぶつかったことがあったし、それはまさに僕がやったことなんだ」とコメントした。